ジュエリーを極めて46年【大阪・心斎橋ジュエリー作家のブログ】

全国競技大会グランプリ第1位&宮内庁より黄綬褒章受勲。

ジュエリー作家・丸川隆英が、気に入った宝石や、
オリジナル作品、ジュエリーへの日々の想いをつづります。

オーダージュエリー専門サロン+アトリエ(大阪・心斎橋)
Jewel Marukawa 
東京で講演会 2
 こんばんは。丸川隆英です。

昨日、東京から戻ってきました。

プロのジュエリー販売員さんにむけた、講演会をご依頼いただいたので、渋谷に行ってきました。

「本当によいジュエリーの見分け方」第3弾。


感想は・・・行ってよかった。たくさんの反応をいただきました。ジュエリーのつくり手から、こういう形で話を聞くのは初めてのようで、話が終わった後にも、何人もの人が「話を聞けてよかった」と話しかけてきてくださいました。


日本の現代ジュエリーには、つくりの良いものが非常に少ないのですが、アンティークなど昔のものには、いいものがいっぱいありました。わたしは、ジュエリーの作り手ですが、他のお店でジュエリーを販売されているみなさんにも、本当によい仕立てが施されているジュエリーを、誠実にしっかりと見極める力をつけて、お客様に届けて欲しいという思いで、いろんな場所でお話をさせていただいています。

だからといって、自分が業界を変えようという、おこがましいことは考えていません。

本当のところ、わたしの活動で業界そのものが変わるかどうかわかりませんが、それでも、あきらめずにやり続けていたら、なにかが確実に変わっていくと感じた1日でした。
| セミナー | 03:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
東京で講演会
 こんばんは。 丸川隆英です。

明日は、講演シリーズの第3弾。

東京での開催をご依頼いただきました。

渋谷の商工会館で、50名ほどのプロ販売員のみなさまに

お話させていただきます。

今回も、参会者のみなさんのお気に入りジュエリーを

持ってきていただきます。

どんなジュエリーに出会えるのか、楽しみです。
| セミナー | 03:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
福岡で講演会でした
 こんばんは。丸川隆英です。

今日は、福岡に行って来ました。

ジュエリーの催事に販売員さんを派遣する会社からご依頼をいただいたので、講演会を行ってきました。

けっこうベテランさんの集まりでしたが、ジュエリーの「つくり」を勉強したいという意識の高い方々で、和気あいあいとした雰囲気の中、非常に熱心に聴いていただきました。

今回は、プロの販売員さんにお話させていただくということで、参加者のみなさんそれぞれに自分の持っているお気に入りのジュエリーを持ってきてもらってもらい、つくりについて評価させていただきました。

普段はたくさんの商品を見慣れている販売員さんでも、自分のお気に入りを見るときは、興味の持ち方が違うだろうと思ったからです。

今回、初の試みだったのですが、みなさん、この業界の人なので、それ相応のジュエリーが並んでいたのですが、ひとつひとつ拝見したところ、
つくりについては5点満点中、だいたいが3点、ひとつだけ4点のものがありました。

やはり、仕事として単にショーケースに並んでいる商品を見るのと、自分のお気に入りとして見るのでは興味の持ち方が違ったようで、自分のものの評価を受けることによって、宝飾品を見る目がかわり、つくりについての意識が高まったのではないかと感じました。

販売員さんには、自分のジュエリーを選ぶときと同じ目線で、お客様に勧める商品もしっかりと選んで欲しいと思います。

明日も大阪で、講演です。

JEWEL MARUKAWA
http://www.j-marukawa.com/
| セミナー | 03:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
手作りのジュエリーは良いもの?
 オーダージュエリーをPRするときに、よく「世界にひとつだけのジュエリー」というフレーズを耳にします。

「オーダーメイド」「1点モノ」というと、どこか特別でラグジュアリーな感じがいたします。

しかし、手作りであるから良いものとは絶対に限らないわけです。

作る人の技量によって、一般の量産モノ以下のものができる可能性も多いにあります。

職人の手作りジュエリーの中でも、本当によいものと、そうでないものをある程度見分ける力を業界全体が持てていると良いのですが、前の日記にも書いたように、見分ける力のあるお店は非常に少ないのが現状です。

売り手が、それが良いものかどうかわからずに売っているという残念な現状も目の当りにすることもあります。

業界全体の「つくり」の品質を向上させるために、職人という立場から、見分け方を発信していきたいと思います。

↓アトリエ情報
JEWEL MARUKAWA 
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| セミナー | 03:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
ジュエリーの「仕立て」について
 ジュエリーの価値について語るとき、ほとんどの人が宝石そのものの価値について考えると思います。宝石を支えるプラチナやゴールドの細工、つまり「仕立て」まで意識する人はまだまだ少ないようです。

洋服の場合だと、高価な生地を使ったオーダー品であれば、その製法や仕立ての良し悪しにもこだわると思います。

しかし、ジュエリーは、とても高額な石を使っていてもよいお仕立てが施されているとは限らないのが、今の日本のジュエリー市場です。

仕立ての悪いものが世の中にたくさん流通しているのですが、実は、販売している人でも、あまり見極められない方が多いのです。

ここ何年かは、ジュエリーの「お仕立て」の良し悪しについて、業界向けにセミナーで情報発信してきましたが、残念ながらまだほとんどの売り手さんは、つくりの良し悪しを、それほど重要視されていないようです。

多くの業者は、大量生産モノを商いとして扱っています。その中にすぐれたものもあるかもしれないのですが、大半のものは「つくり」について言うと見るに値しないものが多いと言えます。

原価を下げるために、つくりにはとことん手を抜いてきたようです。
腕のよい職人が育たない土壌を、業界がつくりあげて来てしまいました。

このままでは、いけない。 私は痛切にそう思っています。

これからは、お客様側も、ブランド信仰だけに頼るのではなく、本当に良いものを求める時代が来ると思います。 有名ブランドだからといって、よい品質とは限らないことに気づいていかれるでしょう。もう既に、一部の方は気づき始めているように。
すぐそこに迫っているそんな時代に備えて、よいものが作れる職人を、今まで以上に育てておきたいと思っています。

まずは、わたしに出来ることから始めようと思います。
今後は、業界の中でもまだ色に染まっていない若い人たちに向けて、啓蒙活動を続けていきたい。夢をもってこの業界に入ってくる人に、本当の夢を教えてあげたい。つくりに関しても。よいものを創りあげる喜びを。

「いい加減なものを作ってもお客様にバレなければよい」、という非常に貧しい考えに警笛を鳴らしていきたいと思います。
その心構えでは、次の時代では、確実に取り残されると思うのです。
「しまった!」と思ってから腕を磨こうとしても、時既に遅し。技能は1日にしてならず。
今から腕を磨き続けた人だけが、生き残るようになっていくと思います。


それと、できればやはり、お客様にも、ご自身がある程度の大金を出して買うものについては、セールストークに流されることなく、よい物を選べる力をつけていただきたいと思います。
そのために、これからも啓蒙活動として、「つくり手からみた、よいジュエリーの見分け方」を伝えていきたいと思います。

世の中がよい物を求めれば、日本のジュエリーの品質も向上するはずです。

この活動は、ジュエリーを買う人にとってもプラスになり、
また、若い技術者を育てる土壌をはぐくむ意味においても必要だと思っています。

詳細については、ホームページでお知らせします。

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JEWEL MARUKAWA 
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