ジュエリーを極めて46年【大阪・心斎橋ジュエリー作家のブログ】

全国競技大会グランプリ第1位&宮内庁より黄綬褒章受勲。

ジュエリー作家・丸川隆英が、気に入った宝石や、
オリジナル作品、ジュエリーへの日々の想いをつづります。

オーダージュエリー専門サロン+アトリエ(大阪・心斎橋)
Jewel Marukawa 
展示会は大盛況でした

先日、KALMIA様とのご縁で開催させていただきました展示会「雪華」。

遠方よりたくさんの方にご来場いただき、心より感謝申し上げます。

会場:東京代官山の割烹「和ゆずか」さま。







スノーヒットを施した作品たちをご紹介いたしました。




KALMIA様の作品も。



遠方からたくさんの方々にお越しいただきました。
なかなか他では見れない作品たちをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。





このような機会をいただけましたこと、ジュエリー職人としても心から嬉しく、光栄に存じます。
それほど遠くない将来、また皆さまにお目にかかれる日を楽しみにしております。
| 展示会 | 08:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
東京・代官山で展示会を開催いたします
JUGEMテーマ:ニュース

 

展示会のお知らせです。


2015年10月28日〜29日の2日間、

KALMIAの山本さまとのご縁をいただき、東京代官山の割烹「和ゆずか」にて、

展示会『雪華』を開催させていただきます。

http://www.kalmia-ifl.com/news.html

現在、ジュエリー業界では、
作品の「つくり」の細部にまでこだわって理解している人は、非常に少ないと言われていま す。

そのなかで、デザイナーでもある山本さんは、
この業界ではめずらしくつくりにまでこだわりを持った人でした。

わたしにとって、そういう人に出会ったのは、ひとつの幸せであります。 

本当の意味で、「クオリティーの高いつくり」を求めている業界人が少ない環境では、

良いつくりが出来る若い職人が育ちにくいのです。

わたしは、志のある若い職人たちを育てていきたいと思っておりますので、

山本さんのように、こだわりをもってくれている人がこの業界にもっと現れてくれればと、願ってやみません。 

今回、お披露目させていただくジュエリーは、

じぶんが好きなもの、つくりたいものを自在に表現することで生まれたものです。

 誰もやっていないこと、自分だけのものをつくることに喜びを感じながら、

20数年の時をかけて、少しづつ作品を進化さ せ、形にしてまいりました。

自由に制作に取り組んでいる時は、つくり手にとって、一番楽しいひと時でもあります。 

この手から生まれた作品がご縁となり、つながる方々との出会いには、毎回、格別の意味を感じています。 

今回も、作品を通してみなさまに出会えることを、心より楽しみにしています。
http://www.kalmia-ifl.com/news.html

■展示会名:雪華
■宝飾職人:丸川隆英 ほか
■開催日:2015年10月28日(水)、29日(木)
■時間:10時30分〜16時30分まで 
■会場:和 ゆずか
■住所:東京都渋谷区桜丘町22-22 
■主催:KALMIA
| 展示会 | 19:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヨーロッパの反応と、次の夢
 香港に行く前から、日本の仲間達や取材でお世話になった方からは、
わたしの作品はヨーロッパや海外にも受け入れられるのではないか?
というアドバイスを何人もの方からいただいていました。

自分ではそれはわからなかったのですが、
ただ、わたしが今作っている作品が和風であることはわかっていました。
そういうものが作りたかったし、自分だけがつくれるオリジナルを
生み出したいという気持ちで制作に挑んでいました。

ですので、世界の人たちがこの作品をどんな風に見てくれて、評価してくれるのかを確かめいと思っていました。

 そして実際に海外の展示会に行ってみると、
思ったとおりとでも言うべきか、当たらずとも遠からず。いや、当たっていたかな、その人たちが言っていたことは。

ヨーロッパのバイヤー達は、ショーケースに吸い寄せられるように集まって下さいました。
感嘆のため息を深くつきながら、
「はぁ・・・なんて繊細で美しいの。こんなの見たことがないわ」と、
こみあげる想いを胸に手をあてて、
ずっと作品を見つめ続ける方にたくさん出会いました。
「こんな素晴らしいものは、ぜひもっと世界に届けて欲しい」とも。

ジュエリーをアートとして評価するのではなく、プラチナやダイヤモンドといった素材価値しか見出さない方からは「なにがいいのか、さっぱりわからない」という反応もある中で、
私の作品を感性でまっすぐに感じ取り、「アート」として評価する人が
ヨーロッパには多くいることがわかりました。

ある意味で、自分の作品に自信が持てたのは確かです。

今回は海外出展の第一歩として香港でしたが、
今後は、ジュエリーの先進国、ヨーロッパで出展したいです。

日本の伝統工芸の技をいかした新しいジュエリーを、
ヨーロッパでより多くの人たちに見てもらい、身につけてもらうこと。
その夢にむけて、確かな手ごたえを感じました。


| 展示会 | 02:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
香港ジュエリーショー
 香港ジュエリーショーの展示ブースは

「和」をイメージしたディスプレイを演出しました。

和風の作品を引き立てる演出は、とても評判がよかったです。









会場は、香港島にある新しいコンベンションセンター。




美しい夜景も堪能しました。

| 展示会 | 02:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
香港ジュエリーショー
 久しぶりに日記を書きます。

3月上旬から香港に行っていました。香港インターナショナルジュエリーショーに出展するためです。春のアジア最大のジュエリーショーです。

初めての海外出展でしたが、“Designers Galleria”というプレミアムブースでの出展審査に無事にパス。
数十社の限られたデザイナー作品だけが出展できる特別な場所なので、毎年多くの企業がこの場所を狙ってウエイティングしているとの前評判。初出展にも関わらずよい場所を確保いただき、10数年来の出展社の方曰く、「初めての出展でこの場所に出せたのは凄いことだよ」との事。
気に入っていただけたようで何よりです。

感想を一言で言うと・・・行ってよかった。

多くの来場者は、つくり、デザインを見て、作品そのものを感性で評価してくださいました。今回は、蝶のジュエリーを中心に私が20年かけて個展用に作り続けてきたものを発表しました。
驚いたのは、伝統あるヨーロッパ諸国の方々のジュエリーに対するものの見方と、日本の業者の違い。
あまりにも、日本の業者は値段にこだわっている人が多いのに対し、ヨーロッパのバイヤーは、ちゃんと自分の感性で作品そのものを見てくれていました。驚愕のため息まじりに作品を見つめる人や、食い入るようにディスプレイを眺め、何度も足を運んでくださる方も。
作品は当然、好き嫌いがあるので、いろいろな反応があるのは当然ですが、大勢の人に非常によい評価をいただけたのが一番の収穫です。

中国と台湾の雑誌社からも取材いただきました。
(つづく)
| 展示会 | 03:16 | comments(0) | trackbacks(0) |

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